劣化した油脂によって、嘔吐、腹痛、下痢などの食中毒症状を引き起こすことがあるので、劣化した油脂の使用は避けなければならない。
検査キットを用いて油脂の劣化(変敗・酸敗)の程度を測定することができる。
SIBATA 簡易油脂検査キット
シンプルパック AV2.5~油脂劣化度測定用~ の使用法を紹介する。
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検査キットが有効期限内であることを確認し、アルミ袋を開封して中からパックを取り出す。
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ノブを上側に向け、軽くたたいて、ノズルの方にある発色剤をポンプ部へ落とす。
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ノズル部を指で支えながら、ノブをねじって切り離す。
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発色剤が外に出ないようにポンプ部を指で押してパック内の空気を追い出す。
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測定する油を別容器に移し、図の位置まで吸い上げ、中の発色剤と10秒間よく振り混ぜる。その後1分間放置する。
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1分間が経過したら、付属のカラーチャートの色とパック内の2層に分かれた液の上層と比較し酸価の判定をする。
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