フライヤー給油マニュアル
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油槽内の水分が完全に拭き取られ、異物がない事を確認する。
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異常加熱防止装置加熱部、温度調節器感熱部に変形や破片はないか、正規の取り付け位置から外れていないか、確認する。
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敷き網を浸管の上に置く。
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給油レバーが確実に閉められているか確認する。この状態になっているかどうか
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油槽内に食用油を適正油量ラインまで入れる。
フライヤー点火マニュアル
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器具栓つまみが閉じていること(PUSHの位置)を確認する。
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ガスの元栓を開ける。(PUSHの位置)を確認する。
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操作部保護扉を開ける。
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器具栓つまみを押しながら「PILOT」の位置まで回し、点火確認窓からパイロットバーナに着火していることから確認し、15秒程器具栓つまみを押し続ける。
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着火しない場合は、器具栓つまみを「PUSH」の位置まで戻し手順4を繰り返す
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器具栓つまみから手を離しても点火確認窓からパイロットバーナが燃焼していることを確認する。
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器具栓つまみを「OPEN」の位置まで回す。
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温度調整ダイヤルを設定温度まで回す。
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操作部保護扉を閉める。
フライヤー消火マニュアル
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器具栓つまみを「PILOT」の位置まで戻す。
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器具栓つまみを「PUSH」の位置まで戻す。
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ガスの元栓を閉める。
フライヤー終業確認マニュアル
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器具栓つまみが閉じていること(PUSHの位置)を確認する。
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操作部保護扉が閉まっていることを確認する。
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ガスの元栓が閉まっていることを確認する。
フライヤー廃油マニュアル
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排油ガイドパイプのスリットを、排油パイプのビスに差し込む。
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排油パイプを右に回し、固定する。
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缶(検討中)を排油ガイドパイプの吐出口先端が油缶の中心(油こし網)になるように位置を合わせ、設置する。排油量に対し、油缶に十分、入るか確認する。
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排油レバーをゆっくり開く。(一気に開くと油が 飛び散るので注意する。)
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排油後は必ず排油レバーを閉じる。
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排油ガイドパイプを取り外す ※パイプは温度が下がってから取り外す。
フライヤー洗浄・清掃マニュアル
排油が終了してから行う
厚手のゴム手袋を使用する。
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完全に排油されているか確認する。
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排油レバーが閉まっていることを確認し、排油口の下に排水をためるための容器を置く。(ポリバケツ等)容器には、火傷をしないように、取っ手がついて耐熱性があるものを使用する。
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換気設備を運転する。
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油槽内に水または湯を適正油量ラインまで入れ、中性洗剤を入れる。
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点火マニュアルを参照に沸騰するまで加熱する。汚れを浮かすためしばらく沸騰させてから消火マニュアルを参考に運転を終了する。
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ガスの元栓を閉める。
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排油レバーをゆっくり開き、湯を抜く。このとき湯面が、適正油量ラインと浸管の間になるようにする。
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排油レバーを閉じ、適正油量ラインまで水を足す。
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手順7.8を繰り返し、湯の温度を下げる。※排水をためる容器が溢れないか確認しながら行う。
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湯の温度が下がったら油槽内をブラシ等でこすり、汚れを落とす。※厚手の手袋等をして手を保護し金属たわしは使用しない。浸管、浸管と油槽部との接合部を清掃する。
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排油レバーをゆっくり開いて湯を全て抜く。
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排油レバーを閉じ、 新たに湯を適正油量ラインまで入れ、洗剤をよく落とす。
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手順11.12を繰り返し、洗剤を確実に洗い流す。
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水を全て抜いた後、油槽内の水気を完全に拭き取る。
フライヤーのメンテナンス
油槽内の清掃
調理時に油槽の底に堆積した揚げカス等は、油槽外へ排出する。
※揚げカスの堆積が浸管下面に接触する前に排油作業を行い、揚げカスを排出する。
排気カバーの清掃
- 排気カバーを横にスライドして取り外す。
- 中性洗剤で洗い流す
- 清掃後は、水を完全に拭き取ってから元の位置に戻す。
付属品の清掃
敷き網、すべり板等の付属品の汚れを 中性洗剤で洗い流す。
外装の清掃
機器の外装等は、水または中性洗剤に浸した布で拭き取る。