温湿度計、中心温度計、時計等の器具は定期的に点検を行って精度・正確性を確認する。
中心温度計の精度確認方法の例
3本以上の中心温度計を次の1~3の方法で計測し、表示温度を確認する。
- 常温でしばらく放置。
- 氷水につけて、0°C付近であるか確認。
- 沸騰水につけて、おおよそ100°C付近か確認
火傷に注意して行う。明らかな誤差が生じた場合は、廃棄・交換またはメーカーに修理を依頼する。
※中心温度計が以下のような管理がなされていれば、精度確認は省略できる場合がある。
(例)定期的にメーカーに校正依頼する
使用期限を決めて定期的に交換する
冷蔵庫、冷凍庫、温冷配膳車の温度について
- 使用時に表示温度の確認をする。使用時に庫内の食品の状態や品温を確認、あるいは手を入れて感知し異常を察知する。
- 故障した場合は、庫内の食品について必要な処置をとり、修理依頼等を行う。
参考:公益社団法人日本給食サービス協会,公益社団法人日本メディカル給食協会 .HACCPの考え方を取り入れた衛生管理要綱~委託給食事業者~.