輪島・穴水応援SL2025実施報告

輪島・穴水応援SL2025実施報告

2025.11.21

サービスラーニングセンター

今年度から、新たに石川県穴水町・輪島市を訪れる「あなみずSL」がスタートしました。
昨年度までは南相馬市で活動していましたが、今年は令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた地域を応援する目的で、管理栄養学部・ヒューマンケア学部の学生10名が3泊4日の活動に参加しました。現地でボランティア登録をし、地域の方々と共に「できること」を考えながら活動に取り組みました。

穴水町の仮設団地では、学生が中心となって「NUASあなみず夏祭り」を企画。豆つかみや認知症予防運動コグニサイズ、ガチャガチャ、金魚すくいなどの催しに加え、「あなみず音頭」や冷やしぜんざいの提供を行い、住民の笑顔が広がりました。
また、郷土食交流として茄子そうめん・べろべろ(石川県の郷土料理)・どて煮を学生が調理し 、地元の傾聴ボランティアと共に語り合いながら 被災された方たちとの交流を深めました。さらに、仮設住宅で生活する方々にお困りごとを伺い、団地内の草取りを行うなど、生活環境の支援にも取り組みました。

仮設住宅へご挨拶に伺い、「NUASあなみず夏祭り」をお知らせしました。

「NUASあなみず夏祭り」のやぐらをみんなで組み立てました。

 

石川県の郷土料理「べろべろ」の調理風景です。

 

被災された方々への傾聴を行いました。

 

最終日は輪島市へ移動し、輪島港や朝市跡、輪島塗会館などを見学。震災の爪痕が残る地域の現状を自分の目で確認しました。

輪島塗体験では、震災当時のお話を伺いながら箸の制作に挑戦し、地域文化や復興への思いに触れる時間となりました。

4日間の取り組みを通して、学生たちは “災害と地域の今” を知るだけでなく、住民の皆さんとの交流から「寄り添う支援のあり方」について考える機会を得ました。
自ら企画し、実践した経験は、今後の学びにもつながっていくはずです。

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